「ピット、あそぼー!」
朝食の乗ったトレーを持っているピットに飛びつかんばかりに近づいたのはアルカ
彼の「あそぼー」には2種類の意味を持っている、それは普通に遊ぶか、それとも…性的遊びなのか
どちらで誘っているのかをわかる者はいない、あのリンクでさえ何度も罠にかけられているのだ
「いいですけど…何するんです?」
「んー…秘密、それよりピット 早くご飯食べて?遊べないー!」
見た目は完全にピットながらも精神はかなり幼いようみ見えるが…
悪知恵は相当高い、背中を押されるままにピットは席で朝食を取る
そのピットを見ながらアルカは誰も気がつかない悪い笑みを浮かべていた
一度了承を得ればこちらのもの、クスクスと肩を小さく動かし笑っていた
もちろん今回も性的遊びだ、ピットが油断しているのをアルカはわかっている
普段はマルスやリンクなど自分のような受け身の立場を誘っていないからか
ピットはまさか自分が標的にされていたとは気がついていないのだ
「何処で遊ぶんですか?」
「僕のお部屋行こ!僕、ちょっとピットと遊びたいのがあるんだ」
頭上に?を浮かべているピットの手を引いてスキップせんばかりに軽やかな足取りで部屋に向かう
同じ食堂にいたリンクも?を浮かべ、誰一人としてアルカの策略に気が付いていない
…もしかしたら館1の策士なのかもしれない
「アル、趣旨がわからないのですが…」
「しゅし?何それ?」
言ったことがわからないのか首をコテリと右に一度傾けると部屋のドアを開き、ピットの腕を両手で軽く引くと先ほどよりニコニコと笑いだした
ここまで連れてくれば、純粋過ぎる心をもったピットが逃げることはない
どんな遊びなのか説明してNOと言ってもちょっと涙を見せればピットは慌てて撤回することを薄々ながらアルカはわかっているのだ
「えーっと…何して遊ぶのですか?」
「ちゅーしよっ!」
「はいっ!?」
部屋を軽く見ていたピットに飛びつき、ベットがギシッと音を立てた
アルカの言ったことに対してか、この状況に対してか首をブンブンと左右に振って焦りを見せる
今更アルカの「あそぼー」を理解したのか血の気がどんどん引いていく
「あのっ!!流石に無理です!!僕…そのっ!!」
「だーいじょうぶ、僕が受けるからね!」
ガシッ!と音をつけたいほど、がっちりピットの顔を捉えると今日1番と言わんほどの良い笑顔を見せた
忘れてはいけない彼は誘い受けだということ
たとえ相手が普段攻められている立場とはいえ、アルカは自分の望む立場を変えることはない
「ね?偶には僕とちゅーしようよ」
「パルテナ様に習わなかったんですか!?キスは恋仲の者だけが許される行為…!」
「ぱるてな?誰それ?」
ピットは自分が完全に惨敗しているのはわかっていた
アルカとピットが出会ったのはここの館、アルカやセクトはクローンのような生き物、フェイクのように自分と同じ所に居たのとは違う者なのだ
と、言いつつもフェイクはパルテナを知らない
つまりピットがどんなにパルテナの教えを言っても全くと言っていいほど通じないのだ
「僕、その人知らないもーん!」
「それでも駄目なのは駄目です!!」
されるがままになるのだけは避けたいピットは自分の力を腕に込め、その場で大きく寝返りをうつように体制を逆転させた
つまり自分の上に跨っていたアルカをベットに押しやり、自分がアルカに跨る様な体制にしたのだ
「ピット?」
「…キス、僕はできないです、いつもされてる立場ですから…だから諦め…」
「僕が教えてあげる!」
真剣に訳を話そうと雰囲気を作るもの、アルカに勝てるわけがないのだ
アルカが体を起こし、気がついた時には既に唇が重なっていた
呆気にとられていれば、既にアルカは説明している
「でも団長さんが言ってたなぁ、教わるより慣れろだって…どうゆー意味かは知らないけど」
「……」
それはこんな時に言う言葉じゃない と思いつつも何も言えず
アルカのペースにどんどん引き込まれていくのだった
「ちゅー終わったら、その次ね!」
「次って何ですか!?」
「何だろねぇー」
次の日、清々しい顔をしてスキップしていたアルカと疲れ切ったピットが食堂に現れたのは言うまでもない
終わってしまえ
あとがき→
すいません、自分の思うままに書いたら如何見たってアルカ×ピットにしか見えない小説になりました、ハイ
アルは誘い受けだったり襲い受けだったりなので、今回は襲い受けです(ぇ
もう言い訳がありません、酷すぎますゆえ;
えー…、遊馬様リクエストありがとうございました!こんなでよかったらお持ち帰りくださいorz
管理人:睦月
あああああ、ありがとうございました!!
もう今小躍りしてます。らんらんるー!(違
普段ピット受けなのに無理言ってスミマセンでした……(汗
でも、前見たアイク×アルカのおまけで次はピットにするって言ってたから……
それが見たくて……グフッ!
とにかくこんな素晴らしいものをありがとうございました!!
我が家の家宝にします。ハイ。




