・はじめに
ジタビビかもしれない(管理人の妄想)小説。
ちょっと悲しい&EDちょっと前のお話。
相変わらずグダグダで、なんか勝手に思いついたままに書いちゃってる。
それでもおkって方はどうぞ。
たくさんの人と会って
たくさんの街に行って
そしてたくさんの思い出がいっぱいできたんだ。
ジタンと、みんなと過ごした日々は、ボクの大切な大切な宝物。
できることなら、もう一度でいいから・・・・・・皆と一緒に旅をしてみたかったな……
でも、ボクの『でんち』はもうすぐ止まっちゃうから、だから消えちゃうんだって。
だけど不思議。今まで思っていたよりも、コワくないんだ。
ボクの命は終わってしまうけど、命っていうものはみんなつながっていてずっとずっと続いていく。
終わりがないってことが分かったんだ。
だから、ボクの記憶を空に―――
*
「……ビビ……?」
ふと口にしていた言葉。オレの大切な仲間だった一人の名前。
早く、もっと早く。アレクサンドリアに行かなくちゃいけない。
「くそ……っ…後もうちょっとだと思うのに……」
さっきから絶えず広がっている霧の海の中をさまよっていた。
これじゃあいつアレクサンドリアに着くのかわかならい。
しかし、次の瞬間、赤い炎が見えた。
「あれは……黒魔法か…?」
その明りが見える方へと一歩また一歩と近づいてみる。
「やっぱり……」
白い霧の中で見つけた小さな光は、消えてしまった。
かわりに、とんがり帽子をかぶった子が姿を現した。
「ビビ…?もしかして、ビビなのか……?」
「……」
とんがり帽子の子は答えなかった。
かわりに、コクっとうなずいて見せた。
それから、ずれたとんがり帽子を両手で直した。
この仕草は、やっぱりビビだった。
だけど、どうしてこんな所に……?
「なあ、どうしてこんな所にいるんだ?」
「ジタン、ボク……ジタンに言わなくちゃいけない事があるんだ。」
言葉をさえぎるようにして、ビビは小さな小さな……しかし、はっきりとした声で言った。
「ボクは……ボクの仲間が止まってしまって……死んでいってしまうという事をずっと恐れていたんだ。
止まるのはいやだ。死ぬのなんて、怖くて怖くて……たまらないって。
でも、生きるってこと教えてもらったんだ。
死んでしまった人がいても、その人の事をずっと思ってくれる人がいて、
おぼえていてくれる人がいて……そうすれば、命はずっとずっと続くってこと。だから、ジタン」
そこでビビは、少し間をおいてしっかりとオレの目を見ながら言った。
「ジタンが今思っている通りの事を言うよ。
ジタン、お別れだよ。ボクの『でんち』は止まっちゃった。
だから僕はもう動けない。
だけど、ジタンはずっとボクの事覚えていてくれるよね?
ダガーのおねえちゃんやエーコやクイナさんやフライヤのおねえちゃん、
スタイナーのおじちゃんにサラマンダーさんも。
ボクの事覚えておいてくれる人がいる……そうだよね?」
「……っ……」
「泣かないで、ねえジタン。ジタンにはずっと笑っていてほしいんだ。
ジタンといる時、とてもおもしろかったよ。
よわむしなボクをジタンはいつも勇気づけてくれた。
だから僕もちょっとは変われたと思うんだ。」
「……ビビ」
「なあに」
「…ありがとな。それを言いに来てくれて……」
「……うん。ボクも……ジタン、イママデアリガトウ。サヨウナラ」
そして、ビビは消えてしまった。
ビビが消えてしまったと同時に、さっきまであんなに濃く深く広がっていた霧が
嘘みたいに跡形もなく消えていた。
「・・・・・ありがとう、さよなら、ビビ」
そう呟いて、そして走り出した。
さあ、急いでアレクサンドリアに行こう。
ビビはこれからもずっと生き続けるんだ。
皆のココロの中で………
忘れるもんか、大切な大切な、仲間の一人を―――
*
「あ……ジタン?もしかしてあんた、ジタンやないの?!わぁあ!
みんなー!ジタンが帰ってきたよ!!」
「あぁ、ルビー久しぶりだな。」
「おお!ホントにジタンズラ!!って、あれ?ジタン。
なんで泣いてるズラ?」
「え……?」
自分で頬に手を当ててみると、濡れていた。
泣かないでって言われたのに……
「なんでもない。」
「それより、ジタン!もちろん芝居には出るだろ?」
「ボス……。……もちろんだぜ!!」
さあ、やっと帰ってきたんだ。
帰るべき場所に……
そして……やっと会えるんだ……皆に―――。
おわり
そしてエンディングへ……
っと言う話。
いろいろサーセンww
見てくれてありがとうございました!!



