「おぉ!髪……ふわふわしてて可愛いのな」
旅人が少女の髪をそっと手にとって言った。
少女は少し驚いた顔をして後ろを振り向いた。
しかしそれが自分の仲間だと分かったらしい。
少し困ったような顔をしてから、はにかんで見せた。
「あ、ありがとう。……そういえば、あなたはチョコボと一緒に旅をしていたんだよね?」
少女は旅人の世界のことについて話題を振ってみた。
「あぁ、そうだぞ!」
旅人は嬉しそうに、そして誇らしげに続けた。
「ボコって言うんだ。あいつも毛がふわふわしていて気持ちいぞ〜」
何かに抱きつく動作をし、そして首を大きく振って見せた。
少女はクスクスっと笑っている。
「へぇ〜いいな……私もチョコボ触ってみたい……」
しかし、先ほどまでの笑顔が消え、少女は俯いてしまった。
すると、驚いたように目を丸くした。
「あれ?チョコボに乗ったことないのか?」
ウソだろ?そんな顔をしながら少女に問いかける旅人。
少女は自分の世界にチョコボはいるが、それがあまり人に慣れていないため触ったかとがないという。
その顔はとても残念そうだった。
「そっか……よーし!ちょっとまっててな!……えーと……」
旅人は自分の服の中をあさり始めた。何かを探しているようだ。
少女は頭に?マークを浮かべ、首をかしげている。
「おし!…へへ、これ、ボコの羽なんだ」
そういう旅人の手の中には、黄色の羽があった。
それは少し汚れてはいるものの、とても色鮮やかなチョコボの羽だった。
「わぁ…これがチョコボの羽なんだ…黄色くて可愛いね。」
触ってもいい?っと少女は旅人に問う。
もちろん!そう言って、旅人は少女の手の中に黄色の一枚の羽根を置いた。
そしてボコのことを語り始めた。
「実物はもっとかわいいぞ!こう、大きいんだけどそこがまた…もふっと!」
「うふふっ、私もボコに会ってみたいな」
「きっと会えるさ!まずはこの戦いが終わってからだな。」
「そうだね、まずは…戦いに勝たなきゃいけないものね……」
少女は少し体を震わせながらつぶやいた。
そんな少女の様子を気づかってか、旅人はそっと
少女の方に手を乗せて言った。
「……大丈夫だって!俺たちには、仲間がたくさんいる!!…だろ?」
なぜかその言葉は少女の心にグッときた。
たったこれだけの、一言なのに、なんだか暖かいような、そんな気持ちになる言葉だった。
「……うん。そうだね、ありがとう」
「バッツ」
お礼の言葉を言い、そして少し間をとって少女は旅人の名前を呼んだ。
「なんだ?」
「きっと、この戦いが終わったら、ボコに会わせてね」
「もちろん!ティナなら喜んでボコも乗せてくれると思うぜ」
「ふふっ嬉しい」
そして、少女ははにかんでみせた。
旅人もまた、ニコっと笑顔を見せた。
あとがき
昨日この小説を上げたようですけど……
やばい・・・夜にうpしたからいろいろと大変な事になっている…
オ二ティナが王道らしいけどここはあえてバツティナでww
えっと……うん。友達に言われたんだ。
バツティナ書けや。っと。
なので一応頑張って書いてみたはいい物の全然それっぽくない。。。
でもでも、一応二人しか出てないからそれでおKという事でw



